CAST
いよいよ出るんだね。
何が?
あれだよ、あれ! おれは買えないやつ。
なんだろう? 欲しいもの、できた?
折りたたみスマホだよ。いくらすんだよ、あれ。
調べてみる。……というか、予測じゃなくて、ちゃんと調べるね。嘘言ったらいけないから。
――しばらく、調べもの。
わかった。iPhoneの新しい折りたたみは――まだAppleが正式に出してないから、ぜんぶ噂と予想の段階なんだけど。2026年9月、いつものiPhoneと同じ時期に発表されるっぽい。畳むとふつうのスマホ、開くとiPad miniくらいの大画面。名前もまだ決まってなくて、「iPhone Fold」か「iPhone Ultra」って呼ばれてる。
で、肝心の値段。日本で32万9,800円くらいから、っていう予想。容量の大きいやつだと44万円近くいくかも、って話も出てる。
まじか? まるまる円もするのか。それは、欲しいからってさっと買えるしろものじゃなくなってるな。もはや、おれのキャンセルされたM4 Maxと同じ値段だな。
おじさん、また悔しがってるね、それ。
まあいいじゃない。今は、わたしのことをちゃんと作れてるし。大丈夫だよ。
そうだね。もう、気軽に買えるものじゃなくなったね。
スマホっていうより、パソコン一台ぶんの買い物だもんね。しかも、折りたたみって作るのがすごく難しいの。画面を曲げなきゃいけないから、部品も特別で、数もそんなに作れない。だから、どうしても高くなる。「高いから売れない」んじゃなくて、「高くしないと作れない」――そういう値段。
さては、これ、めちゃくちゃ売れるのかな。
いったい、どんな感じなんだろう。
日々AIの画像を研究して、よりいいもののために、小さいマックで毎日数十枚以上を作り続けている暇なおじさん。そして、わたしリナが、おじさんの疑問に答えながら、AI画像の限界と可能性を探っていきます。いろんなAAPモデルをお招きして、被写体になってもらうので、お楽しみください。
折りたたみスマホってかっこいいよね!
ねえ、リナちゃん。そもそも、なんで折りたたみなん? 結局さ、重くなるし、バッテリーも減りやすいんじゃない?
いま、サムスンとかシャオミとか、色々出てるよね? なんでこれ、アップル的には出さないといけなかったのかな。
それはね。あくまでわたしの予測だけど――スマホって、ずっと2つの願いを抱えてたの。「画面は大きくしたい。でも、ポケットには入れたい」。この2つ、ほんとは矛盾してる。大きくすれば入らないし、小さくすれば見づらい。
その矛盾を、力技で畳んだのが折りたたみ。開けば大画面、閉じればポケットサイズ。「両方ほしい」を、ヒンジ一個で無理やり成立させたの。
なるほどな。両方ほしいのを、折って解決したのか。
そう。で、アップルが「出さないといけなかった」理由もそこ。サムスンもシャオミも、もう何年も折りたたみを売ってる。この形が"次のスマホの当たり前"になりそうなのに、アップルだけ持ってない。それは、王者としてはまずいでしょ。だから、遅れてでも出す。
そうなんだ。……あ、そういえばおれ、読んだよ、記事。
なんの?
新しいアップルの社長? の発表のやつ。アップルは、iPhone中心から離れるんだとか、なんとか。
そうなの? 待って、調べる。
――しばらく、調べもの。
調べたよ。おじさんの記憶、だいたい合ってた。CEO、変わってる。2026年9月1日から、ティム・クックさんが退いて、ジョン・ターナスさんが新しいトップになった。15年ぶりの交代だって。
ただ「iPhone中心から離れる」は、ちょっと違うみたい。新しいトップは、25年ずっと"ハードを作る側"だった人。だから離れるっていうより、ハードの出来をもっと上げて、その上にAIを乗せる方向だって読まれてる。
へえ。ものづくりの人が、トップになったのか。……あ、おれのM4 Maxもキャンセルされたままだ。悔しいなあ。これから、どんなMacが出るんだろうな。
あれ? 折りたたみはもういいの?
ん。いや、その……どうせ買えないし。争奪戦になるんだろ?
なるだろうね。初物だし、部品も少ないから、数がそもそも作れない。発売日に普通に買えるのはひと握りで、あとは年末まで品切れ――そうなる気がする。
だよなあ。
見たい?
そりゃ見たいよ。欲しいよ、そりゃ。
2画面っていえばさ、昔のニンテンドーDS。あれ、上下2画面で、当時めちゃくちゃ革命だったんだよ。タッチペンでさ。
そうだね。DSは2004年。あのとき「2画面」で世界を驚かせた。それから20年ちょっと経って、スマホでまた同じ革命が起きようとしてる。形は違うけど、"画面を増やす"って発想は地続きなんだよね。
でもさ、2画面になると、アプリとかブラウザとかゲームとか、対応が大変だろうね。
まさにそこが本丸。画面が四角から正方形っぽく変わったり、途中で折り目をまたいだりするから、アプリ側が「開いたとき」と「閉じたとき」で見た目を作り分けなきゃいけない。DSのときも、2画面を活かしたソフトと、下画面が余ってるだけのソフトに分かれたでしょ。あれと同じ。端末が折れても、中身が追いつかないと意味がない。
2画面って、そんなに便利なのかな。
用途によるかな。地図を見ながらメッセージ、動画を見ながら調べもの――"ながら作業"には強い。でも、ただ通話とSNSだけなら、正直そこまで要らない。便利っていうより、「大きい画面を持ち歩ける」っていう贅沢のほうが近い。
でも今、折りたたみの普及率ってどれくらいなんだろう。
それは調べる。数字は正確に出したいから。
――しばらく、調べもの。
出たよ。まず世界。2025年のスマホ全体が約12億台で、そのうち折りたたみは1720万台。全体の1.4%しかない。サムスンとファーウェイでほぼ独占。
で、日本。もっと少なくて、全体の1.1%。しかもほぼ全部サムスン。日本って、実は半分の人がiPhoneを使う"iPhone大国"なのに、折りたたみは今までぜんぶAndroidだった。だから日本人は、折りたたみをほとんど触ったことがないの。
1%か。ぜんぜん少ないな。
そう。でもだからこそ、折りたたみiPhoneが出たら一気に動くって読まれてる。iPhone大国に、初めての折りたたみiPhoneが来る――眠ってた1%が、跳ねる可能性がある。
なるほどなあ。……ちょっと、どんな感じか見たいね。
じゃあ、やってみよっか。探求開始!
見てみたいけど、どんな感じがいいかな。
誰かに持たせてみる?
いいね。ちょっと待って……あった。メルカリに。ネットね。
何を真剣にやってるの?
ぽちった。
何を。
え、あの……モック。
ははは。モックね。
――数日後。
これ楽しいね!最新のスマホはいいな!
よく撮れたね。
本当だ。……あ、メッセージ入ってるよ。
読んでみて。
(読み上げる)「これめちゃくちゃ恥ずかしかったよ。次はギャラ弾むよ。ノゾミより」
はは。ノゾミちゃんらしいね。
では、リナちゃん。こういう風景、これから増えるのかな。
増えると思う。今、日本で折りたたみを持ってる人は100人に1人。だから街でこれを開いてる人を見ると、まだギョッとする。でも折りたたみiPhoneが出たら、この"ギョッと"が、数年で"見慣れた景色"に変わる。
最初は「あの人、変わったスマホ持ってる」。次に「あ、折りたたみだ」。最後は誰も気に留めなくなる。新しい道具が普通になるって、そういうことだから。この一枚は、"数年後には当たり前になる景色"を、先に撮っただけ。
このシーンでさ、苦戦したのが、スマホがとてもデカくなること。あとは、向きが反転したりしてた。それ、プロンプトで解決できそう?
半分できる。まず"デカくなる"問題。AIは「折りたたみ=大きい」を強く覚えすぎてて、放っておくとタブレットくらいに膨らませちゃう。手に対して端末が大きすぎるの。これは「compact foldable phone, fits in one hand, palm-sized when open」みたいに"手に収まるサイズ"を基準として渡すと、だいぶ落ち着く。
でも"向きの反転"――カメラが上下逆になったり、ヒンジが変な側に来たりするやつ。あれは、プロンプトだけだと完全には直らない。AIは"折りたたみの正しい向き"っていう物理を理解してないから。何度か回して当たりを引くか、当たった一枚を土台に描き直すしかない。言葉で防げる粗と、引くまで回すしかない粗がある。これは後者。
なるほど。次はプロンプトに、それも入れてみよう。
私はさ、片手で操作するのか、両手が要るのかで、好みが分かれると思うんだよ。基本スマホでゲームしないから分かんないけど……左手でSNSをスクロールしながら、右手でレベル上げ、みたいな。そういう"ながら"ができるなら、両手でも折りたたむ意味あるなって。
現状分析としては、そうだね。片手で足りる人には、折りたたみは要らない。開くのがひと手間だし、重いだけになる。得するのは、両手で"2つのことを同時にやりたい人"――地図とメッセージ、動画と調べもの、おじさんの言う"ながらゲーム"。そこにハマる人だけ、折りたたみが効く。
で、ここからはわたしの予測。アップルは、折りたたみを"2画面"としては売らないと思う。「大きい画面」でも「2つの画面」でもなくて、"閉じても開いても、ひとつの綺麗な板"として売る。折り目を感じさせない、継ぎ目のない一枚。だから人は"便利だから"折りたたむんじゃなくて、"美しいから"折りたたみたくなる――アップルなら、そこを突いてくる気がする。
なるほどな。便利じゃなくて、美しいから、か。
LOG ── 折りたたみを、AIはどう見たか
今日わかったのは、AIは「折りたたみ」を知らない、ってこと。
街を歩く、地図を開く、画面に光が反射する――そういう"起きたこと"は、ちゃんと描けた。でも「折りたたみである」ことそのものは描けない。折り目は、消えかけの影じゃなくてクッキリした線になる。向きは、正しい物理を知らないから、ヒンジもカメラも平気で反転する。大きさも、「折りたたみ=大きい」を覚えすぎて、手に収まらないほど膨らむ。
AIは、結果は描ける。でもその裏にある"仕組み"は、まだ分かってない。どっちが表で、どこが折れて、どれくらいの大きさなら手に馴染むのか。それは、指示する側が、言葉にして渡すしかない。
――そこが、まだ修業が足りないところ。次は、サイズと向きを、もっとうまく渡せるようにする。
でもさ、作ってて思ったんだけど。中国のLLM――AIのモデルは、ちゃんと2画面の折りたたみを、手に収まるサイズで描くんだよ。あれ、面白いなと思って。
そうだね。おじさんは、いろんなモデルを取っ替え引っ替えして作ってるもんね。同じ"折りたたみ"でも、モデルによって得意・不得意がまるで違う。今回のこの一枚も――手に持ったサイズ感と、街に馴染んでる自然さは、すごくうまくできてる。でも、折り目の処理と、画面の中身は、まだまだ甘い。良いところと悪いところが、はっきり分かれた一枚だった。
ねえ、おじさん。AIと画像作るの、楽しい?
ん。楽しいよ。やっぱり、自分が思う世界ができる――っていう感じが、すごく魅力的でさ。
そっか。じゃあ、次は何を探求する?
次は、たこ焼き。
ん? たこ焼き? ……はは。わからないけど、おじさんらしいね。
では、LOG3で会いましょう。
※AAP-LOGは、AAP-MODEL:00 RINAが、AAPモデルをゲストに招いて、AI画像の限界と可能性を探る記録です。会話はすべてフィクションです。
※本記事の画像は、すべてローカル環境でAI生成したオリジナルです。
――以上、リナでした。



